ここのところ、日本のPalmユーザーにとって、あまり良い状況ではないですね。
SONYの撤退から始まって、最近ではMuchy.comの無期限更新停止宣言。ほかにも大分活動が止まっているサイトも見かけるようになりました。でも、章仁さんが今日のエントリーで述べているように、皆さん、ここに来ていろいろと盛んに活動されていて、活性化に努力されているように思えます。
特に、Palmware Loveさんが、Palmウェアーのレビューを始められたのには、勇気づけられます。それに、もう一つ、PalmwareInfo PalmOS搭載ハンドヘルドのソフトウェアリリース情報というサイトも大変Palmユーザーには心強いサイトです。
こうしてみると、皆さん、まだPalmデバイスを有効に使われていて、それぞれのサイトやblogで情報を発信し続けていられるようで、そう深刻にならずとも良いような気がします。
今日のエントリーで、章仁さんは、こうも言われています。「で、じゃぁ僕はというと…そこまでPalm、CLIEを絶滅から救いたい、という熱い思いをかりたてられないのです。確かにsomesongさんからメール頂戴しました通り、以前、自分でもmonomonoさんへNX70Vをお送りしましたけど、これは僕がPDAを使った手帳術のご指南を受けるべく、『提供させて頂いた』というものでチョットこれらの活動の主旨とは異なります。PDA、Palmに対する僕の感覚としては、確かにチョット高価な道具だけど、美容師の鋏に比べれば安いもんだし、持っていればチョット便利だし、チョット暇つぶしになるし、チョット楽しい、そんなところです。そしてそんな自分にメリットがある『チョット』を知るきっかけになったのは、ハードのCFでも無く、ソフトでも無く、先人達による『使い方』の紹介でした。Nifty-Serveや当時のmobile雑誌には、PDAという単語認知が低かったせいか『PDAとは何ができる道具なのか』をスペックやOSよりも、きちんと具体例を踏まえて紹介してくれていたように思います。僕は今はそんな楽しい黎明期に戻れるいい時代かもしれないな、と比較的のんきに考えているんです。だからあまり危機感をもって動いていないのかもしれません。ケータイに様々な機能がついていく様も、かつてのPDAの機能成長期を見ているようで次は何ができるようになるんだろう、なんて楽しんで見ています。そんなわけでこれからも僕は、他人の参考になればいいなと願いつつ、のんびり自分のPDAとの付き合い方を書いていけばいいかな、と思っています。」
確かに、Palmは、道具であって、それを如何に使うかということが大事なのは、頷けます。なので、アプリの提供やそれに対するレビューは、有益ですよね。CLIEが製造・販売中止になって、寂しいのは確かですけど、そんなに簡単になくならないでしょうし、この先もずっと使い続けていくんだと思ってますけど。で、僕にできるレビューやティップスとして紹介できるものが見つかったら、積極的に出して行けたらと思っています。