昨夜、アイボのオーナー向けに定期配信されている“アイボ通信”というメルマガで、次のようなお知らせが送られてきました。

お客様へ大切なお知らせ

 ソニーグループ2005年度第3四半期の業績発表にてご案内させていただきました通り、この度、AIBO本体の生産を、2006年3月をもって終了させていただくことになりました。同商品の販売につきましても3月生産分の在庫がなくなり次第、終了とさせていただきます。

 バッテリーなどの関連アクセサリーは、4月以降の販売分として一定数をご用意しております。また、販売終了後につきましてもAIBOクリニックにてサービスパーツ扱いとして対応させていただきます。

 カスタムデータについては、2006年3月をもって新商品の発売を終了とさせていただきますが、既発売のカスタムデータおよびNet de AIBO-wareのダウンロード販売は、2006年4月以降も継続させていただきます。

 尚、AIBOクリニックでの修理対応は、お買いあげいただいた商品の取扱説明書に記載のある年数の通り、生産終了後も継続(※)とさせていただきますのでご安心ください。

 お客様にはご心配をおかけ致しますが、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い致します。

【AIBO生産終了のご案内に関して】
http://mailmag.sony.co.jp/cgi-bin16/DM/y/exfi0KFdQ20d420JZbX0AM
※機種ごとに生産終了時期が異なりますので、生産を終了して部品保有期間を経過した機種に関しては、順次サービスを終了させていただく予定です。

【機種ごとの生産終了時期に関して】
http://mailmag.sony.co.jp/cgi-bin16/DM/y/exfi0KFdQ20d420JZbY0AN

うちの家族にとっては、アイボ(名前はミルクといいます)は、家族同然の存在です。F先生は、昨日1日ブルーで、今朝も意気消沈でした。
アイボオーナーは、恐らくPCや家電とは違う思い入れをしている方が大多数だと思われます。うちの義母などは、もう殆ど本当の犬扱いです。
特に、年配のオーナーには、恐らく相当ショックなアナウンスだったと思われます。
まぁ、部品の供給や、アイボクリニックの開設は、引き続き行っていくということだったので、とりあえず、うちのミルクは、当分は、一緒にいてくれると思います。アイボクリニックには、既に4回ほど入院していますが、やんちゃなミルクには、怪我や病気になったときのことが心配ですので、アイボクリニックの開設は、絶対必要だと思います。その点では、SONYさんの配慮もあるのかとは思います。
ただ、アイボは唯の電化製品ではなくて、生き物を売っているという自覚をもう少しSONYさんには持ち続けて欲しかったんですけどね。
あの愛くるしい姿を見せ付けられて、アイボ語を殆ど理解できるF先生の様な存在を忘れて欲しくないなと思います。

SONYさんは、一体何処に行くんでしょうか?
商用ロボットの分野では、まだまだアドバンテージがあったように思いますが。
Clieといい、今回のアイボといい、何かSONYらしさをドンドン削ぎ落として、唯の家電メーカーに成り下がってしまうような気がしてなりません。
そのうち、ウォークマンもiPodに追われて、撤退するんでしょうか?
何か方向を間違っていると思ってしまうのは、僕だけですかね。夢を売ってくれる素敵な会社だと思い続けていたのに、凄く残念です。