世界の6つの地区、凡そ200カ国の間で予選が行われ、本大会に出場を決めた32カ国で文字通り世界一を決めるサッカーワールドカップ大会がドイツで、9日から開幕されます。嬉しいことに、日本は、開催国のドイツに次いで世界で最も早く本大会の出場を決めました。
日本は、これで、3大会連続で本大会出場を決めたわけですが、日本サッカーの水準がワールドカップ出場レベルにまで向上するのには、かなりの年月が費やされました。過去には、エースストライカー釜本邦茂などの活躍で、メキシコオリンピックで3位入賞を果たすなど、栄光に輝いたときもありましたが、ワールドカップ本大会出場には、なお年月が必要でした。
そんな日本のサッカーの水準は、1993年に、Jリーグが開幕し、プロサッカー選手を目指す多くの優秀な若い選手が輩出されるようになって、飛躍的に高くなりました。
今では、中田英寿や中村俊輔をはじめ、遠く海外のリーグで活躍する日本人選手も沢山います。
サッカーのワールドカップ大会となれば、日本ばかりではなく、本戦出場国の人々も、それぞれの国の選手たちの活躍に期待し、胸躍らせることでしょう。日本でも、大変な盛り上がりを見せることになると思います。
果たして、どの国に勝利の女神が微笑むか、また、眠れない夜が続きそうです。