12月11日から、J-WAVE が提供するインターネットラジオ「Brandnew J」をW-ZERO3シリーズで視聴できるサービスが開始されたというプレスリリースがウィルコムから発表されたことを受け、早速、W-ZERO3[es]で聞いてみました。

聞く方法は、簡単です。ただ、ここで一つ注意があります。通常使うブラウザをIEにしていないと、アラートが出て先に進めません。なので、Operaを通常使うブラウザに指定している場合は、Operaから、メニュー⇒ツール⇒設定⇒その他タブから「Operaを標準ブラウザに設定」のチェックをはずし、IEでウィルコム公式サイトに接続してください。
また、IEのユーザーエージェントをモバイル接続などのために、ポケットの手などで、W-ZERO3[es]以外に指定している場合は、W-ZERO3[es]に指定を戻しておかないと、IEでウィルコム公式サイト(W-ZERO3のページ)を表示できません。
ウィルコム公式サイトに接続できたら、「Brandnew J」のバナーから、J-WAVEサイトのリンクに飛びますので、そのページの「ラジオを聞く」というリンクをクリックします。すると、付属のWindows Media Playerが立ち上がります。
初めて接続する場合だけ、簡単な個人情報を入力するアンケートに答えて、ライセンスをダウンロードしなければなりません。ライセンスのダウンロードが終わると、Windows Media Playerが、バッファを読み込み、再生が始まります。
2回目以降の接続でも、必ず、IEが標準ブラウザになっていないと再生が出来ません。これは、ストリーミングにWindows Media Playerを使っているせいですかね。僕は、通常は、Operaを使っているので、この辺りは何とかならないですかね。
再生される音質なんですが、32kbpsのステレオですので、凄くHIFIということでもないのですが、安定しているし、そこそこ聞けます。僕の聞いた感じでは、ヘッドセットで聞くよりも[es]の背面スピーカーから音を鳴らした方が、ラジオらしくて良いような気がしました。
それと、放送を聞くには、パケット量が非常に嵩むので(サイトの説明によると、30分間で、凡そ7.5MB〜15MBほどのパケット量を消費するということです)、ウィルコム定額プラン+データ定額の料金コースに入ることが推奨されています。パケ死にしないよう、気を付けろということですね。
このラジオは、インターネットラジオなので、FM電波が届かない、例えば、地下街なんかでも、ウィルコムのエリアで電波を受信できるところであれば、何処でもラジオ放送が聞けるので、便利かもしれません。
また、コンテンツとしても質の高いJ-WAVEの放送を24時間聞けるということですので、音楽データの持ち合わせがないときなど、一寸した隙間時間に音楽を楽しみたいときなどに良いかもしれません。
W-ZERO3[es]は、ワンセグ放送も視聴できるし、インターネットラジオも聴けるということで、拡張性の高さが、ようやく開花してきて、これからますます期待できますね。
今度は、どういうサービスが提供されるのか、ワクワクしながら待っていられるデバイスというのもなかなか無いですよね。
W-ZERO3[es]、なかなかやるじゃんってところですかね。