何と、気がつけば既に黄金週間突入。
またまた、間隔が随分と空いてしまいました。何とも情けない限りです。
この間、何をしてたのかという事になりますが、公私ともに、なかなかハードな日々を送って来ました。

そんな事はどうでも良くて、今日は、久々に紹介したいiPhoneアプリが手に入りましたので、それを書こうと思います。

今回ご紹介するのは、Aji Annotateと言うアプリです。iPhone上でPDFファイルを読めるアプリは、沢山あるのですが、このアプリは、ただPDFファイルを読むだけでなく、マーカーで印を付けたり、下線を引いたり、フリーハンドで印を付けたり、極めつけは、注釈を入れる事が出来ます。

僕の探した限りでは、今のところ、iPhoneで、PDFファイルに注釈を入れる事が出来るアプリは、このAji Annotateだけだと思います。
ただ、このアプリ、説明が全て英語なので、なかなか細かい設定がわからなかったのですが、しばらく使っているうちに、ファーストインプレッションを書くくらいは、理解が出来るようになりました。

先ず、Aji AnnotateにPDFファイルを読み込むには、2つの方法があります。
1つは、ウェブ上にあるPDFファイルをAji Annotateで、ダウンロードする方法。Aji Annotate画面の下にあるFetchというタブをタップして、Web Downloadを更にタップ、ファイルの置いてあるページのURLを記入すると、Aji Annotateの独自ブラウザでそのページが表示されるので、ダウンロードしたいファイルをタップすれば、取り込む事が出来ます。
2つ目の方法は、母艦にAji AnnotateとWIFI経由でファイルを同期出来るAji Reader Serviceというアプリをインストールして、取り込む方法です。
Aji Reader Serviceは、Aji Annotateのサイトからダウンロードする事が出来ます。Mac用とWindows用の2種類があります。
このAji Reader Serviceを使ってPDFファイルを取り込むのが普通かなと思います。
母艦でAji Reader Serviceを起動させ、下のステイタスバーにある「+」ボタンをクリックし、取り込みたいPDFファイルのあるホルダーを選び、iPhoneでAji Annotateを起動させ、Fetchというタブをタップして、Aji Reader Serviceを更にタップすると、母艦が表示されるので、タップすると、ファイルを取り込むことが出来ます。一番最初だけ、取り込む前にアラートが出ますが、OKをタップすれば、取り込めます。

で、目出度く取り込めたPDFファイルをタップして、開くと中身が表示されます。
設定で全画面表示にすると、ステイタスバーは、通常は出て来ません。使う場合は、画面の任意の部分をタップすると現れます。
ステイタスバーの「+」をタップすると、画像の様に、注釈や、下線、直線などをPDFファイルに書き込むためのツールアイコンがポップアップします。上から、注釈を入れる、手書き、直線を引く、マーカー、下線を引く、打ち消し線を引く、ブックマークを入れる、コピーをするための選択が出来るツールです。

これがなかなか優れもので、注釈を入れると、それを基に検索が出来たりします。また、下線や注釈を入れたファイルは、母艦とAji Reader Serviceで同期させると、下線や注釈を入れたファイルと元のさらのファイルの2つのファイルが保存されるので、汚れてわからなくなってしまった様な場合でも元のファイルが残るので安心です。
しかも、下線や注釈を入れたファイルも、母艦で読むことが出来ます。これ最高です。

ただ、ツールなんですが、全てのツールが使えるファイルと、そうではないファイルがあります。
出来合いのPDFファイルや、Officeアプリなどで作ったPDFファイルは、基本的に全てのツールが使えますが、スキャナーやコピー機などを使って、既に印刷された紙媒体から生成した様な場合は、マーカーや下線、打ち消し線、選択などが行えません。
また、先程、検索が出来ると書きましたが、これも英文でないと検索出来ません。この辺りは、今後のバージョンアップで、日本語対応になることを期待したいです。
まぁ、日本後の注釈の前に、英字を入れれば、検索がかけられなくはないですが、一寸煩わしいですね。
それと、マーカーや、下線は、一行毎に付いてしまいます。これは、単語毎に何とかして欲しいと思います。
とまぁ、今後に期待の部分もあるのですが、こういったアプリが出ると、いよいよ紙媒体が少なくなるかなという感じです。

iPhoneに読み込んで勉強しなければならない様な資料などをPDFファイルにして取り込めば、何時でも何処でもマーカーを引いたり、注釈を入れたりして、勉強出来るというのは、使えるアプリですよね。
部下から提出される膨大な資料もiPhoneに取り込んで確認したり、印を付けて覚えこむことが出来る様になると、重宝する人も多いのではないでしょうか?

Annotateとは、注釈を入れるという意味ですが、文字通りPDFファイルに注釈を入れることが出来るアプリ、Aji Annotate、お薦めです。

因みに、アメリカでは、既にiPadに対応もしているということなので、iPadのキラーアプリの一つになるかもしれないですね。この手のアプリは、iPhoneでも勿論重宝しますが、iPadで使えば、より真価が発揮出来るアプリだと思います。

実は、今日、この黄金週間で読もうと思っている書籍と資料をPDF化して、iPhoneに取り込みました。これで、何時でも何処でもiPhoneさえあれば、読書も出来るし、勉強も出来ます。
取り込んだ書籍は、200ページ超の物が3冊。容量で言うと、10MBほどの物が3つですが、表示は、至って軽い。さらさらと紙を捲るかの様にページも呉れます。

600円の価値はあると思うのですが、どうでしょう?

一つ、この連休には、重たくて嵩張る紙の本ではなく、iPhone一つ持って何処でも読書に浸ってみては如何でしょう。

因みに、書籍のPDF化は、自分でやると結構大変でした。(^^;)
現在では、様々なサービスがある様なので、自分にあったサービスを使って見るのも良いかもしれません。
さて、それでは、明日仕事が終わったら、恒例の糸魚川帰省ということになりそうです。筍待ってろよ。では、また。

P.S.
このエントリーは、iPhoneのLivedoor BlogアプリLDBlogを使って書きました。