OM2
先日、ひょんなことから我が家のOLMPUS PEN EP-1が知人に渡り、その代わり、我が家には、何と、EP-3がやって来た。
まだ、使い込んでいないので、立派なインプレッションを書ける状況ではないが、今日は、一寸だけ、EP-3のことを書いてみる。
実は、学生時代に先輩の影響で、初めて買った銀塩の一眼レフカメラは、OLMPUSのOM2だった。という訳で、今でも我が家には銀塩のOM-2が仕舞い込んである。最近は、デジタルカメラ専門で、OM2は殆ど使ってなかったので、OM2にマウントしているOM標準のZUIKO 50mm F1.8を何とかならないかとずっと思っていたのだが、なかなか、今一歩踏み出せずにいた。
OM2とEP-3
EP-3がやって来たことを契機に、又候その思いが首をもたげ、今日、OMマウントを買って来た。
OMマウントは、一寸値が張ったが、まぁ、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、購入に踏み切った。家に持ち帰って、OMマウントをEP-3にマウントし、件のZUIKO 50mm F1.8を装着してみた。
OMレンズを付けたEP-3
意外に、良い感じに見える。然程違和感は感じない。OM2は、銀塩時代では、マイクロ一眼と言われていた訳だから、丁度、現在のミラーレス一眼の先駆けPENと相通じるものがある。そういう意味では、レンズに違和感がないのは、そんなに驚きでもないか。
ともあれ、早速、写真を写してみた。何とも言えない、柔らかいトーンで撮れる。ミッキー
EP-3は、マイクロ・フォー・サーズなので、ZUIKO 50mm F1.8を装着した時の画角は35mm換算で100mmになる。一寸した望遠という感じだ。OM2を使っていた時は、50mmが標準だったのだが、最近のカメラでは、どちらかというと、標準は34〜35mm。やや広角気味のレンズだ。
ZUIKO 50mm F1.8で撮ったコップ
古い頭の僕には、今でも50mm程度が標準に思える。でも、EP-3では、100mm多少、スナップには向かないが、いい味が出る。
14-42mm F3.5〜5.6IIRで撮ったコップ
同じ構図で、EP-3の標準ズーム14-42mm F3.5〜5.6IIRと撮り比べてみた。上の画像がZUIKO 50mm F1.8、下が14-42mm F3.5〜5.6IIRだ。家の中での多少暗めの高原の中での撮影だったので、はっきりとした違いは分からないかもしれないが、ZUIKO 50mm F1.8の方が、ボケの感じが良い。
因に、EP-3にOMシステムのレンズを装着すると、フォーカスは、マニュアルに、撮影モードは、絞り優先か、これまたマニュアルになる。
また、測光方式は、絞り込み測光。スポット測光は働かないということだ。
マニュアルフォーカスは、久々の経験だが、電子ビューファインダーを使うと、然程苦にはならない。
この柔らかい一寸だけ望遠。使い様で面白いかもしれない。今週末は、出かけてみるかなと思った。