黄金色の稲が、頭を垂れ、今年も実りの秋を迎えました。
田園地帯に出向いてみれば、豊かに実った稲の穂が風になびき、辺り一面が金色の波のように見えます。秋は、収穫の季節です。稲刈りの風景もそこかしこで見受けられるようになります。
かつて、この地にも、野良がありました。そこには、蓮田や水田があり、秋には、黄金色の稲穂を見ることができました。今では、想像もできない風景が、ここにもあったのです。
それは、市役所庁舎や文化会館をはじめ、読者の住んでいる場所の多くが、まだ海の中にあった時代です。
といっても、考古学の世界の話ではなく、歴史的に見ればつい最近、高々30年ほど前のことです。そのころ、ここは、人口も2万人程度の半農半漁の町でした。春に水田に稲を植え、秋に収穫し、冬は、海で海苔を採取し、野良にそれを天日干しにしていました。そんな、かつてのまちの写真作品の展覧会を行います。
この機会に、今とは全く別のまちにタイムスリップしてみませんか。