このところ、めっきり秋めいてきました。秋は、食べ物の種類も豊富で美味しくなり、気温もいろいろな活動をするのに適したものになるので、日本では、「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」などと言い、秋を珍重する習慣があります。
町の色も秋色に染まり出します。街路樹も黄色や赤に色付き、季節の風が吹き出します。春の桜並木は華やかで美しいものですが、秋の銀杏並木はシックでエレガントで、また捨てがたい風情があります。
気温は、冬に向かって下降していきますが、時々、おやっと思うほど暖かい日が続くときがあります。子どものころ、こういうときに縁側で日向ぼっこをしながら、祖母に昔話をしてもらったことを思い出します。いわゆる「インディアン・サマー」という現象ですが、日本では「小春日和」と呼びます。
厳しい夏の暑さから解放され、過ごしやすくなった秋は、厳しい冬の寒さを向かえるための、束の間の骨休めの季節でもあるようです。