あけましておめでとうございます。新年を迎えると、季節はまだ冬の最中ですが、新春といいます。これは、日本が明治時代の初めまで太陰太陽暦(一般に旧暦といわれています。)を使用していた名残です。旧暦では、春を1〜3月、夏を4〜6月、秋を7〜9月、冬を10〜12月としています。
日本は、1873年(明治6年)1月1日にそれまで使っていた旧暦から太陽暦(グレゴリオ暦)に改暦しました。旧暦では、月の満ち欠けを暦の基本としていたため、1年がおよそ354日となり、実際の1年より11日ほど短くなってしまいます。このため、約3年に1度、「閏月」を作り、1年が13ヶ月となる「閏年」を設け、調整をしていました。
しかし、閏年の前と後では、同じ月日でも30日近く季節が異なってしまい、暦を基にして農業などを行うのに不都合が出てしまいます。そのため、暦の中に季節を表す二十四節気を記し、これを防ごうとしました。
二十四節気は、太陽が1年で1回りする道筋(黄道)を24等分し、太陽がこの点を通過する日時によって、立春、啓蟄、春分、夏至、秋分、冬至など24の季節の節目を決めています。このように、旧暦では、暦と二十四節気を併用し、暦と季節とのズレを補正していました。二十四節気は、的確に季節の節目を捉えています。何とも不思議なシステムですね。