「“R”の付く月に食べろ」と言われている牡蛎ですが、冬の季節の今は、まさに食べ頃です。この時期、寒さで冷やされた海水中に、牡蛎の餌となるプランクトンが大量に発生します。そのため、それらをたっぷりと吸収した牡蛎は、栄養が一番充実している時で、身も太り、おいしく食べることができるのです。
牡蛎は生育する環境によって育ち方が変わるので、産地によっては一年中食べられるものもあるそうです。中には、夏が旬の「夏牡蛎」と呼ばれるものもあります。秋田県から石川県にかけて、主に日本海側の産地で採れる牡蛎に多いそうです。冬の『真牡蛎(まがき)』に対して、夏の『岩牡蛎(いわがき)』と言われています。
牡蛎は、日本ばかりではなく、世界中で食べられているポピュラーな貝の一つです。牡蛎を最も多く食べる国の一つはフランスです。サッカーのフランス代表チームの選手も、牡蛎をよく食べていて、前回のワールドカップで優勝できたのは、牡蛎のおかげだという人もいるくらいです。