今年もまた、楽しみな季節がやってきました。朝、心地よいウグイスのさえずりで目が覚めます。庭の梅の木に花が咲く頃、毎年ウグイスがやってきて「ホ〜ホケキョ」と鳴き始めます。注意して見ないとウグイスの姿を見ることはできませんが、鳴き声は特徴があるのですぐわかります。
意外に市内には梅の木がたくさんあるので、その梅の花の蜜を求めて、木から木へ鳴き渡ってきます。ウグイスは、梅の木に止まっては「ホ〜ホケキョ」と鳴く練習をします。最初はうまく鳴けないのですが、1週間ほどたつとうまく鳴けるようになります。
うまく鳴けるようになったウグイスが、やがて伴侶を求めて山に帰る頃、まちは沈丁花の花の匂いで一杯になります。今年も、春がやってきます。