今年も暑い夏が盛りを迎えました。冷たいものが恋しくなります。アイスクリームもよいのですが、あまり甘いと、食べ終わってから水分が欲しくなり、水を飲むとかえって汗をかいてしまいます。
そんなとき、日本式の涼味のある食べ物といえば、“かき氷”です。作り方は至って簡単。氷の固まりをかき氷器でガリガリとけずって、小さな氷粒にして、そこに少し甘いシロップなどをかけて食べるものです。
代表的な味付けは、イチゴシロップをかけた氷イチゴ、メロンシロップの氷メロン、少し渋いアレンジとしては、小豆の上に氷をかいて、その上から抹茶をかけた氷宇治金時などがあります。最近では、アイスクリームや果物などをのせた豪華なデコレーションを施したフラッペなども人気です。
大人向けには、梅酒をかけた氷梅酒がお薦めです。夕方お風呂上がりに冷たいビールの変わりに、たまには、氷梅酒を食べてみてはいかがでしょう。冷たくて、ほんのり甘い大人の味です。
ただし、かき氷を食べるときに、注意しないと、両目の間の部分が「キーン」と痛くなってしまいます。あまり早く食べすぎないことが肝心です。